悪質アプリの恐怖

フジテレビ系列「ノンストップ！」（毎週月～金　9:50～11:25）で悪質アプリの恐怖というテーマで特集が組まれていました。

近年の爆発的なスマホ普及率の増加に伴い、悪質アプリも同様に増加の一途をたどっている。

主な被害はメール抜き取り、位置情報の漏洩、電話帳データ流出などがある。

特に電話帳データが外部に流出する可能性は高いそうだ。

悪質アプリに見られる主な特徴としては、以下の３点。

・無料である
・電池長持ちを謳っている
・安心セキュリティを謳っている

しかし、これらの特徴があっても何ら悪質性のないアプリもあるので、悪質なアプリを見分けるのは非常に困難であるとのこと。

セキュリティ対策アプリをインストールしていればある程度は防ぐことができるが、100%防ぐことは不可能に近い。

さらにスマホを遠隔操作できるという機能でマーケットに存在するアプリはその使用方法によって悪質にもなりえるため、一概に悪質アプリとして摘発できない現状もある。

こうした状況の中で我々スマホユーザーはどのような対策方法をとったら良いのだろうか？

まずは、各携帯会社の公式マーケットからダウンロードするということが挙げられる。

それから、ダウンロード前にアプリ名をネットで検索してみるといいだろう。

過去に何らかの問題があったアプリはインターネット上にその情報が出ている可能性が高い。

最後にアプリとは関係ない電話帳、位置情報にアクセスしようとするアプリは注意すること。

明らかに不必要な情報にアクセスしようとするアプリには何らかの情報を抜き取られてしまう危険性があるので、十分に利用規約等を確認した上でインストールする必要もあるだろう。

我々自体が被害にあうケースもあれば、そういったアプリを悪質に使用する加害者側になってしまう危険性もある。

スマホの利便性は確かに高いが、それを使うユーザーのモラルが今後非常に大切になるだろう。