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イスラム国(ISIS) 2億ドルの身代金要求は何を意味するのか? [日記]

昨日1/20、
後藤健二さん、湯川遥菜さんと見られる
邦人2名が人質となっている動画が公開され、
私たち国民にも大きな衝撃が走りました。


今のところ日本としては人命第一
とする意見も出ていますが
テロに屈しないという姿勢の方が目立ち、
今後の展開はまだまだ予想が難しい状態です。


海外メディアの反応も身代金を
払うことはないだろう
とする見方があり、日本として
難しい決断を強いられています。


なおイスラム国とは正式に認めれた国家
ではありませんが、分かりやすくするため、
彼らの事をイスラム国とします。


今回2名の人質に対してイスラム国側が
要求してきた金額は2億ドル、
日本円にしておよそ236億円という
莫大な金額になると報道されていますね。


私はここで一つ疑問を感じました。


果たしてこの金額は彼らにとって
どのくらいの規模感があるのか?
という疑問です。

もちろん私たちのような一般人にしてみれば
桁外れの金額であることは間違いありません。


しかしここ最近勢力が拡大している
イスラム国にとっての2億ドル
という金額はどんな意味があるのか?


ここを押さえておかないと、
なぜ殺害警告をしてきたのか、
その背景が何も分からなくなって
しまいますので少し調べてみました。


まず彼らは一体どのくらい収入があるのか?
についてです。

彼らの主な資金源になっているのは
石油の売買で1日あたりおよそ300万ドル、
日本円で3億円強の収入になっているようです。

それ以外に税収、略奪、身代金、不正取引なども
資金源となっている他、彼らを支持する
富裕層などからの援助もあります。


石油が主な収入源であることから、最大でも
1日あたり数百万ドルくらいの規模だろうと
考えられますが、これはあくまで推測でしか
ありません。

しかし、これが仮にある程度正確な情報だとすると
NHKの取材を受けたイスラム国の広報担当者の発言が
気になります。




この記事の中でイスラム国が1日で使う金額は
身代金の2億ドル以上であるとしています。


これは一体どういうことなのか?


考えられることは二つ。


一つは広報担当者がハッタリを言っている。


もう一つはイスラム国の収入が予想を上回っている。


のどちらかが考えられます。


仮にハッタリだとすると裕福なテロ組織に陰りが
見え始めたのでは?と考えられます。


最近の原油安も影響しているのかもしれませんね。


じゃあ、そうではなく予測を上回った収入を
得ているとしたら?

本当に2億ドル以上の金額を使っているとしたら?


これは勢力拡大の速度があまりにも早過ぎる気がします。


これまで300万ドルだった収入が数十倍の2億ドルに
そんなに短期間で増えるでしょうか?


ちなみに1日で2億ドル使えるというのは中規模の国の
国家予算に匹敵する額です。


いくら資金豊富と言えども、
これはあまり現実的ではない気がします。


だからハッタリだ!とは決めつけられませんが、
今公に出ている情報だけから考えると
前者の可能性が高いのではないかと思います。



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