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NHKプロフェッショナル 遠藤選手から学んだこと [日記]

木曜日にやっていたNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」(再放送)、今回はガンバ大阪の遠藤保仁選手に密着取材していました。

結構情熱大陸とかプロフェッショナルとか、1人の人間に密着した番組っていうのは面白く、その人の生い立ちや思考を学ぶことができてついつい引き込まれてしまいます。

今回の放送の中でも色々心に残る遠藤選手の言葉や考え方がありましたので、いくつか取り上げてみたいと思います。


■基本を極める

遠藤選手はプロのサッカー選手になってすぐに自分は体格やパワーの面で他の選手に勝てないことを理解していました。

しかしながら、自分の得意とするボールコントロールと冷静な判断力でゲームメイクしていく能力ならば誰にも負けない、そういう自信と思考があったのだと思います。

彼は25m先に置いたボールにインサイドキックで正確に別なボールを蹴って当てることができます。

それほど精度の高いパス技術を訓練によって積み重ねてきました。

プロでもなかなかそこまで長距離を当てることが出来る人はいないそうです。

実際の試合ではその最高レベルの精度をもったパスがチームを何度も勝利へ導いてきました。

プロ野球においても元中日でバントの達人川相選手は技で勝負した人間のひとりです。

彼もプロ人生が始まってから長年脚光を浴びることはありませんでしたが、バントと守備の技術が天才的だったので、最終的にギネス記録を作るほどの選手となりました。

2人に共通することは天から与えられた素質よりも、いかに自分が輝けるところを求めたかにあると思います。

そのあきらめと選択の思考こそ2人の一流を一流たらしめた要因なのではないでしょうか。


■うまくいかないときは何をやってもうまくいかない

ほとんどすべての人間には好不調の波があります。

もちろん遠藤選手にもあるでしょうが、他の選手との違いはそれを自然に受け入れる姿勢にあると思いました。

誰しも不調の時は気分が滅入ったり、落ち込んだりしてプレーにも影響を出し、メンタルも弱くなりがちです。

しかし、それも自分の成長のうちだとポジティブに考えられるのが遠藤選手の思考です。

その背景には日の丸を背負って戦う立場としてどんなときでもチームへの影響を考え行動することに徹してきた人間性があるように見えました。

絶対に自分が崩れてはいけない、自分がゲームメイクをするんだ、そんな心情が体現されるまで極められたような表情でした。


■どこにいても、何歳でも、成長できる

遠藤選手に限らず、一流のトップアスリートや一流の経営者に多く見られる傾向として、彼らは目の前のやれることは全部やろうという思考がとても強くあります。

決して足元から目を離すことなく、かつ遠くのビジョンもしっかり持ち合わせているます。

遠くばかり見て今やるべきことをおろそかにする人、近くばかり見てどこに向かうか見失う人とは全く違います。

とにかく自分の目指す方向にあるものであれば何でもやる、一流の人はそういうマインドが強いと感じました。


一見風変わりな遠藤選手ですが、学ぶべき姿勢や思考はとても多くあると感じました。

30代も半ばになってきた遠藤選手ですが、これからも長く頑張っていただきたいと思います。
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