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禁煙を達成したときの話 [日記]

禁煙してから1年と9ヶ月が経ちました。

今では全くたばこに対して依存や禁断症状といったものは感じません。

というか、禁煙を始めたときから少しはもう一回吸いたいなぁと思ったこともありますが、吸わないことによって何か自分が変わるということはありませんでした。

それから、禁煙をしたからといって体重が増えることもなかったし、イライラすることもありませんでした。

禁煙の話題を持ちかけるとよく意味の分からない理由でやめられないという人がいますが、実はこのような嗜好品に依存してしまいやすい人というのは学問の世界である程度分析が進んでいます。

行動経済学の世界ではたばこがやめられない人は将来よりも現在のほうを大切にしようとする傾向が見られるという結果が出ています。

これを時間選好率が高いと言います。

逆に将来の方が今よりも大事と考えている状態を時間選好率が低いと言います。

たばこをやめられない人というのはこの時間選好率が高い傾向にある、つまり今が大切という思考の人が多いということです。

んで、過去自分がたばこをやめたときのことを振り返ってみますと、確かに今よりも将来を大切にする思考が強まった時期にたばこをやめてました。

そのときは将来なりたい自分と現在の自分の乖離に絶望し、たばこも酒もやってる暇はない!

本気でそう思った時期でした。

結果的に行動経済学で示された時間選好率の理論が僕にとっては正しかったことになります。

たばこをやめられない人はおそらく将来の身体的な害や吸い続けたことによる影響を実感として持てないからやめる気になれないのではないかと思います。

今日よりも明日、明日よりも明後日の自分を大切にしようと本気で考え始めたとき、おそらくたばこもやめてみようかな?とおもうのではないでしょうか?
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